工芸都市高岡2005クラフトコンペティション

テーマ賞


KAKIJIKU

 

八木 茂樹/石川県江沼郡

 
複数のガラスの花生けを自在に配置することによって、多彩な壁面空間を創出できる「可変性」に着目した。日本の伝統的な塗料「漆」によって、「麻ひも」という非常にフラジャイルな素材を固めひとつの軽やかな壁面を構成する、その手法にも興味をそそられる。欲をいえば、ここに置くべき花生けについて十分に考慮してほしかった。デザインをもう少し深めることで、さらに軽やかさが表現できたはずだ。

 

 

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