「商工とやま」H17年8・9月号

価値創造プロジェクトのうごき



■サントリー地域文化賞受賞
全日本チンドンコンクール実行委員会

 第27回サントリー地域文化賞に、県内から全日本チンドンコンクール実行委員会(会長・森雅志)が選ばれました。(応募数28件、5団体が受賞。)

 同地域文化賞は、サントリーの創業80周年を記念し昭和54年に設立したサントリー文化財団が音楽や演劇、美術、歴史・伝統継承、国際交流やコミュニティ活動などで地域に活性化に貢献した個人・団体に贈っており、昭和30年、戦後復興10年の節目にスタートし半世紀の間、全国に例を見ないユニークなイベントを支え、チンドン文化の保存と振興に寄与したことが高く評価されました。贈呈式は8月5日、東京・港区の東京全日空ホテルで開催。

 同実行委員会は、富山市と当所が中心となって組織し、毎年4月にコンクールを開催。多くのチンドンマンが出場し、市民や県外から訪れる観客を楽しませており、素人チンドンコンクールの併催など時代とともに内容を工夫し、全国レベルの祭りに育てました。

 今後も富山市と当所はこの誇らしいイベントの一層の充実を図るため努力していきたいと思います。

 また、当所は富山市の価値資源に光を当て、市民が自信を持って富山の良さを語り、共有し、地域の活性化につなげていく「価値創造プロジェクト」を推進しています。

 この誇らしい価値資源の一つである「全日本チンドンコンクール」に光が当てられ、同実行委員会が評価されることは大変嬉しく思います。

 市民の皆様もこれを機会に全日本チンドンコンクールや身近な価値資源について語り合っていただければと思います。



全日本チンドンコンクールのページへ
▼商工とやま記事別 index | ▼戻る