「芸術の秋」です。美術館の魅力や利用法などについて富山県立近代美術館館長の山口松蔵さんにお話を伺いました。みなさんもこの秋、ぜひ美術館を訪れて心豊かなひとときを過ごしてみませんか。また、「富山市価値創造プロジェクト」と「美術館」がどんな関係があるか考えてみませんか。
当所が進めている「価値創造プロジェクト」において、「“価値”とは、人々が日々の生活の中で、あるいは社会にとって、役に立つと考え、大切にしたい、誇りに思う、自慢したい、他の人にも奨めたい、と思うモノ・コトや暮らし方の総称である」としています。そうした価値資源を私たち自身がもう一度再発見・再構成して、富山の「価値」として認識し、自信をもって富山からの情報発信し、元気な富山にしていくことが目的です。
そういう意味で、富山県には、県外あるいは国外から高く評価されている美術館が数多くあり、優れた美術作品を収蔵し,展示しています。まさに、富山の価値資源の一つであると言えます。
私たちの美術館の見どころ
美術館の魅力や利用方法などについて山口松蔵館長からアドバイスをいただきました。それでは皆さん早速市内の美術館に出かけてみませんか。ここでは、市内にある4つの美術館をご紹介します。
*富山県立近代美術館
<20世紀の美術の流れを概観>
<国内唯一の世界公募ポスター展>
<明治以降の日本画の歩みを紹介>
◆企画展
■設立/1981年(昭和56年)7月 |
*富山市佐藤記念美術館
<東洋の古美術>
◆企画展
■設立/1957年(昭和32年)に〓富山佐藤美術館として開館 |
*富山市郷土博物館
<富山市の歴史資料を展示>
◆企画展
■設立/1954年(昭和29年)11月開館 |
*富山県水墨美術館
<横山大観、川合玉堂などの水墨画を展示>
<上村松園、鏑木清方の巨匠展開催>
<世界に誇れる水墨美術館>
◆企画展
■設立/1999年(平成11年)4月 |