2022となみチューリップフェアは「花が彩る 星の数ほど愛と希望(ゆめ)」をテーマに4月22日~5月5日の14日間にわたり開催されました。冬季の降雪量が平準化したことから、関係者の方々が概ね例年と同時期に遮光ネットを設置するなど、開花調整に努めてこられたそうです。その結果、4月22日の開幕日には会場全体で約50%、会期前半は天候にも恵まれ、28日には「満開宣言」が出されました。後半は気温が低く推移したこともあり、最終日まで色とりどりの美しい花が来場者を楽しませました。

会場内では300品種、300万本のチューリップが咲き誇り、期間中は約18万本もの花の入れ替えや追加がありました。新型コロナウイルス感染症対策として、昨年と同様、日時指定入場券の販売システムの導入により、退場者の時間的な分散化が図られました。また「密」を回避するためにも、大人気スポット「花の大谷」は美術館前となりました。
I・LOVE花壇では、シンボルでもある高さ約5メートルのチューリップツリーを設置するとともに、「シバザクラの丘」「ビオラの里」など、チューリップとは異なる花々による演出もなされました。会期中に暴風雨などの悪天候の日もありましたが、昨年より13万4千人増、3年前より4万3千人減の28万2千人もの来場がありました。コロナ禍ではありましたが、無事、安心・安全に終えました。
