「商工とやま」2005年10月号
昆布〆調査レポート
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富山では、江戸時代からの北前船による交易で、「ニシンの昆布巻き」や「昆布巻きかまぼこ」「昆布〆」など「昆布による食文化」が生まれました。 元来は、新鮮な魚の保存方法の1つであった「昆布〆」は、それぞれの家庭で作り継がれ、近年では、昆布の持つ旨み成分、栄養性などからグルメ志向や健康志向の方々にも広く親しまれるほか、おもてなしの食材や贈答品としても再評価されており「富山の価値資源」の1つです。 そこで、当所は、「昆布〆」に関して市民・消費者がどのように評価しているかについてアンケート調査を実施(平成17年7月)しました。その概要をお知らせいたします。 |
○「昆布〆」が富山の自慢できる食文化であるかどうかの問については、「そうは思わない」「分からない」を大きく上回わる9割の人が「そう思う」と回答。「とやまの昆布〆」のブランド化に大いに期待している様子がうかがえる。